特集 総合診療医の“若手ロールモデル”を紹介します!—私たちはどう生きるか
【若手ロールモデル&データファイル集】
私の総合診療=❾地元×藤田総診×Community Hospital=愛知県豊田市で最強の地域医療をつくる!
近藤 敬太
1,2
1藤田医科大学 総合診療プログラム(藤田総診)
2豊田地域医療センター 総合診療科
pp.54-57
発行日 2020年1月15日
Published Date 2020/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429202450
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実は、初期研修2年目の夏までは「循環器内科」を志望していた。「いつかは総合診療をやりたいな」と思いつつ、まずは救急や救命の現場を経験し、総合診療はそのあとでいい、と思っていた。しかし、ひょんなことから大杉泰弘先生(藤田医科大学 総合診療プログラム長)に出会い、総合診療の奥深さ・素晴らしさを知り、そんな自分の考えは甘いと気づいた。
今では、総合診療にどっぷりだ。家庭医療専門医を取得し「藤田総診(藤田医科大学 総合診療プログラム)」で指導医を続けるにとどまらず、半田中央病院(愛知県半田市)に総合診療科を立ち上げ(現在は在宅医療センター管理者)、2つの老人保健施設の運営にも携わっている。さらには、米国の公衆衛生大学院への留学を目指して準備中だ。マイルドヤンキー時代の友人が今の僕を見たら意外に思うかもしれないが、彼らを含めすべての出会いが、今ここに僕を導いてくれている。
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