三銃士共導法・8
魅力的なスライド作りとは?
坂本 壮
1
1地方独立行政法人 総合病院 国保旭中央病院救急救命科
pp.1017-1019
発行日 2019年8月15日
Published Date 2019/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429202225
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SNSを見ていると、たくさんの魅力的なスライドに目がとまり思わず見入ってしまう、誰しもそんな経験があるのではないでしょうか。また、院内の勉強会や発表、講演や学会発表などでもスライドを作成する必要があり、パソコンの前で困った経験もあることでしょう。
私は2018年度に、約30カ所の研修病院、その他学会や医師会、看護師向けセミナー、学生の授業、地域の方々向けに話す機会をいただきました。そのため、スライドを作成する機会は多いのが現状です。しかし、スライド作成にはあまり時間をかけないようにしています。当たり前ですが、大切なのはスライドではなく、“話す内容”や“伝え方”というプレゼン力であるからです。目標は、スライドがなくても、話によって、相手に情景や思いが適切に伝わるようになることです(そのため最近は落語をよく聴いています)。
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