特集 上手な論文発表のしかた
スライドを活用しよう―上手なスライドの作り方
山田 一朗
1
1札幌医科大字衛生短明大学部看護学科
pp.108-112
発行日 1992年2月25日
Published Date 1992/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900338
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
スライドは発表の印象を決める
筆者は国際学会にも何度か参加したことがあるが,国際学会と国内学会ではスライドの質にずいぶん差があるという印象を受けた.
日本では研究者としての業績と給与額とは必ずしも相関関係にないが,欧米では研究が公的に認められるかどうかは,その研究者の生活水準を左右する.おのずと研究者達は,自身の研究成果をアピールするのに懸命である.そのせいか,とりわけスライド作成には様々な工夫をこらしているのがわかる.
Copyright © 1992, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.