特集 一般外来で診断できたら「えっへん!」な疾患38
【各論】
08 石灰沈着性頸長筋腱炎
森川 慶一
1,2
,
寺澤 佳洋
1,2
1豊田地域医療センター 総合診療科
2藤田医科大学 連携地域医療学
pp.539
発行日 2019年5月15日
Published Date 2019/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429202048
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gestalt 頸長筋の停止部にハイドロキシアパタイト結晶の沈着による石灰化を伴うことで生じる疾患で、30〜60代に好発する1)。頻度は10万人に1.3人との報告がある2)が、認知度の低い疾患であり、有病率はより高いと考えられる。若年〜中年者に発症する急性の頸部痛で考慮すべき。
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