55歳からの家庭医療 Season 2|明日から地域で働く技術とエビデンス・20
—家庭医による「診断推論」の謎—THE PROBLEM SPACE is INFINITE
藤沼 康樹
1
1医療福祉生協連 家庭医療学開発センター
pp.488-492
発行日 2019年4月15日
Published Date 2019/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429202027
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連載再開にあたって
これまで(本誌2017年1月号〜2018年7月号)は、家庭医療における「個別ケア」「家族ケア」「地域ケア」に関して、“家庭医らしい”アプローチの特徴をそれぞれ述べてきました。そして、家庭医療の卓越性は対象主体へのアプローチに現れること、また、卓越した家庭医療の対象が「多疾患併存」「未分化な初診患者」「複雑な健康問題」「下降期慢性疾患」といった現代日本の医療が直面している困難な問題群にあることを提示しました。
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