特集 意外な中毒、思わぬ依存、知っておきたい副作用—一般外来で!OTCも処方薬も!
扉
高岸 勝繁
1
1京都岡本記念病院総合診療科
pp.130-131
発行日 2019年2月15日
Published Date 2019/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429201883
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
薬物中毒や薬物依存症は救急外来で診療する機会が多いですが、一般外来でも重要な鑑別疾患です。しかしながら「一般外来にやってくる中毒症や依存症」と聞いて、何を連想するでしょうか? ベンゾジアゼピン依存症や、さまざまな薬剤の副作用、などといった程度ではないでしょうか?
OTC(over the counter)薬剤でも実にさまざまな中毒症状や依存症を呈し, 慢性経過で外来を受診するような中毒症状もあります。また、一酸化炭素中毒でも外来を受診することがあります。
本特集では救急のみではなく、一般外来を受診するような、あるいは、してもおかしくないような中毒症について解説するとともに、使用頻度の高い薬剤の中毒症や依存症、また今後処方が増加するであろう薬剤の副作用についても、併せて、その知識とスキルを深めることを目的に企画しました。
Copyright © 2019, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.