ジェネラリスト漢方Basics|東西2つの視点でアプローチ・12【最終回】
「風邪が長引いて不調なんです。」—少陽病;長引く炎症、ストレスと自律神経失調
岡部 竜吾
1
1伊那市国保美和診療所
pp.1705-1708
発行日 2018年12月15日
Published Date 2018/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429201836
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前回は風邪のひきはじめの漢方治療を紹介した。今回は風邪を少しこじらせた場合の漢方治療を紹介する。陽病のファーストステップである太陽病から、セカンドステップの少陽病へ進行した場合の治療法である。
そういえば、本連載3回目の「機能性ディスペプシアの漢方治療」の稿で(本誌28巻3号、p424)、「四逆散の使える状況は後ほど紹介する」としたままだったが、最終回の今回、ようやく紹介できる。読者の皆さま、12回にわたる漢方の連載にお付き合いいただき、ありがとうございました。
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