特集 感染症外来診療「賢医の選択」—検査・経口薬・ワクチンをどう使えばいいんですか?
扉
徳田 安春
1
1臨床研修病院群プロジェクト群星沖縄
pp.470-471
発行日 2018年4月15日
Published Date 2018/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429201440
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発熱や悪寒などで感染症が疑われる外来患者さんは数多くいます。そのようななかで、どのような検査をし、どのような治療を行うかの判断は、大変重要です。もちろん、敗血症や髄膜炎、壊死性軟部組織感染症などでは、迅速な検査と治療が求められます。一方で、過剰な検査は、時に診断をミスリードし、そして過剰な抗菌薬の使用は、薬剤耐性菌を蔓延させます。
本特集では、感染症を専門とはしないプライマリ・ケア医や総合診療医、さらには薬剤師・検査技師・看護師などが賢い判断「Choosing Wisely」ができるよう、第一線の感染症医に、臨床的に重要な検査と内服薬について、また感染症の予防に重要なワクチンについても、その適用を中心に、「賢医がどのような選択をするのか」という視点でまとめていただきました。
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