特集 今そこにある、ファミリー・バイオレンス|Violence and Health
【子ども虐待】
「救急(ER)」で子ども虐待を見逃さないために—診療医の気づきが“救命”につながる
岩田 賢太朗
1
,
伊原 崇晃
1
1東京都立小児総合医療センター 救命・集中治療部 救命救急科
キーワード:
子ども虐待
,
全身骨撮影
,
AHT
,
abusive head trauma
,
乳幼児揺さぶられ症候群
,
SBS
Keyword:
子ども虐待
,
全身骨撮影
,
AHT
,
abusive head trauma
,
乳幼児揺さぶられ症候群
,
SBS
pp.1492-1497
発行日 2017年11月15日
Published Date 2017/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429201206
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見逃すわけにはいかない
普段、成人を診療しているみなさまにとって、「見逃したら予後不良となる疾患」というと、どのようなものが思い浮かぶでしょうか? 急性喉頭蓋炎でしょうか。脳卒中でしょうか。急性心筋梗塞でしょうか。小児においては、「虐待」が見逃してはならない疾患群の代表です。
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