Dr.徳田と学ぶ 病歴と診察によるエビデンス内科診断・12
腰痛─感染? 腫瘍? あるいは椎間板ヘルニア?
徳田 安春
1
1地域医療機能推進機構(JCHO)本部
pp.776-779
発行日 2015年8月15日
Published Date 2015/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429200315
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徳田:みなさん,こんにちは.この連載では「臨床疫学」を用いた診断ロジックを学びます.症例に基づきながら,レジデントのみなさんとの対話形式で進めていきます.
今回は,「腰痛」を主訴とする患者さんです.腰痛には,「レッドフラッグ」という警告症状リストがありましたね(表1).このレッドフラッグは,日本腰痛学会のガイドラインにも掲載されるようになりました.
では,今回の症例をみてみましょう.
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