State of the Art
粘液産生胆管内乳頭状腺癌の1例
松田 史博
1
,
岡部 純弘
1
,
赤穂 宗一郎
1
,
越川 頼光
1
,
竹田 治彦
1
,
犬塚 義
1
,
中島 潤
1
,
金坂 卓
1
,
恵荘 裕嗣
1
,
坂本 梓
1
,
邊見 慎一郎
1
,
金 秀基
1
,
石川 哲朗
1
,
齊藤 澄夫
1
,
波多野 貴昭
1
,
西川 浩樹
1
,
関川 昭
1
,
津村 剛彦
1
,
喜多 竜一
1
,
圓尾 隆典
1
,
木村 達
1
,
大﨑 往夫
1
,
若狭 朋子
2
1大阪赤十字病院 消化器科
2大阪赤十字病院 病理部
pp.318-321
発行日 2011年5月15日
Published Date 2011/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1428100400
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症例
患者 66歳 女性
主訴 なし
既往歴 高血圧症,メニエール病
現病歴 2008年6月近医で受けた検診の腹部USで肝腫瘤を指摘され,精査目的で当科に紹介となった.
入院時現症 身長149cm,体重58kg,血圧142/80mmHg,脈拍90/min,腹部は平坦,軟であり,圧痛を認めなかった.
検査所見 血液・生化学検査に異常を認めなかった.HCV抗体,HBs抗原は陰性で,AFP,PIVKA-2,CEA,CA19-9はいずれも正常範囲内であった.
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