講座 MRIの基礎から臨床応用
MR用経口造影剤
倉田 忠宜
1
,
今井 裕
1
,
新本 弘
1
1慶應義塾大学医学部放射線診断科
pp.131-135
発行日 2001年1月15日
Published Date 2001/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1427900265
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
MR用経口消化管造影剤は,消化管内を高信号にして消化管と腫瘤との位置関係の把握を主目的とする陽性造影剤としての用途と,MRCPやMR urogra-phyなどのheavy T2強調画像で消化管の信号を低下させ,目的とする胆道や膵管あるいは尿路のみの良好な画像を得ようとする陰性造影剤としての用途がある.ここでは現在市販されているフェリセレツ(R)を中心に述べたいと思う.
Copyright © 2001, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.