学会印象記
北米放射線会議(RSNA’98)
蒲田 敏文
1
1金沢大学医学部放射線科
pp.290
発行日 1999年3月15日
Published Date 1999/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1427900044
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例年アメリカのシカゴで開催されているRSNA’98(1998年11月29日~12月4日)に参加した.昨年のシカゴは記録的な暖冬で,日中の気温が15度以上にもなりコートがなくても出歩ける陽気であった.筆者は今回が4回目の学会参加になるがこんなに暖かいシカゴは初めてであった.地球の温暖化の影響かもしれないと思わずにはいられなかった.
会場のマコーミックパレスはダウンタウンからシャトルバスで20分ぐらいの距離にある.1998年に新装された会場はミシガン湖に面するLakeside CenterとNorthならびにSouth Buildingの3つに分かれ,約1,600題の講演発表と約1,100題の展示発表ならびに機器展示などで学会は行われた.筆者も展示発表したが.年々展示数が増えてきており,全部見て歩くのは物理的にも困難であった.筆者は主こ肝胆膵の領域を中心に講演と展示を見聞したのでその印象を述べることにする.
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