Japanese
English
特集 胆管癌の進展度診断
3DCTによる肝門部胆管癌の進展度診断
The Diagnosis of Cancer Extent to the Bile Duct by Three-Dimential Image Reconstructed from Cholangio CT in Hilar Bile Duct Cancer
竜 崇正
1
,
木下 平
1
,
小西 大
1
,
井上 和人
1
Munemasa RYU
1
,
Taira KINOSHITA
1
,
Masaru KONISHI
1
,
Kazuto INOUE
1
1国立がんセンター東病院外科
1National Cancer Center Hospital East
キーワード:
胆管造影
,
肝門部胆管癌
,
胆管造影CT
,
立体胆管像
Keyword:
胆管造影
,
肝門部胆管癌
,
胆管造影CT
,
立体胆管像
pp.211-217
発行日 1999年3月15日
Published Date 1999/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1427900030
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
経皮経肝胆道ドレナージ(PTBD)チューブから造影剤を注入して撮影する胆管造影CTと,その再構成画像である3DCT胆管立体像と通常の胆管造影による胆管への進展度診断について述べた.肝内胆管がくまなく描出されるように体位変換を十分に行って胆管造影を行い,胆管の閉塞,狭窄,不整硬化像から胆管壁に沿った進展を診断することが基本である.これらの造影で描出されない枝の確認を胆管造影CTで行う.造影剤が流入していない胆管には確実に浸潤があると診断できる.3DCT胆管立体像で各胆管を同定し,通常胆管像と比較してその胆管の立体的把握と胆管に沿った進展を正しく診断することができる.
![](/cover/first?img=mf.1427900030.png)
Copyright © 1999, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.