学会印象記
WCN 2017—The XXII World Congress of Neurology(2017年9月16〜21日,京都)
松本 理器
1
,
髙橋 良輔
1
,
水澤 英洋
2
1京都大学大学院医学研究科臨床神経学
2国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター
pp.1397-1404
発行日 2018年12月1日
Published Date 2018/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1416201199
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はじめに
2018年の京都の夏は38℃を超える酷暑であった。お盆も過ぎ猛暑が幾分やわらいできたいま,第23回世界神経学会議(京都大会,The XXII World Congress of Neurology:WCN 2017)実行委員会幹事の最後の仕事として,日本神経学会アーカイブズ平田幸一委員長のもと,WCN 2017報告書(アーカイブズ)の校正のお手伝いをしている。われわれの世代の記念すべき国際事業となったWCN 2017京都大会を,現在そして未来の日本神経学会員に紹介する充実した内容となっている。まもなく校了予定であり,本誌が手元に届く頃には皆様にご覧いただいているものと思われる。最終校正で内容をチェックしていると,大会の直前の準備と大会本番が懐かしく思い出された。WCN 2017の学会印象記を執筆する機会を編集部よりいただいたが,WCN 2017実行委員会幹事の立場から,WCN 2015以降の準備活動,そして過去最高の8,617名が参加し歴史的成功を収めた大会を振り返りたい。
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