Japanese
English
Neurological CPC
若年期からのてんかん加療中に認知障害と海馬硬化を呈した61歳男性例
An Autopsy Case of Chronic Epilepsy with Unilateral Hippocampal Sclerosis and Cognitive Decline
大本 周作
1
,
福田 隆浩
2
,
新井 信隆
3
,
鈴木 正彦
1
,
横地 正之
4
,
河村 満
5
,
後藤 淳
6
,
織茂 智之
7
,
藤ヶ﨑 純子
8
,
星野 晴彦
9
Shusaku Omoto
1
,
Takahiro Fukuda
2
,
Nobutaka Arai
3
,
Masahiko Suzuki
1
1東京慈恵会医科大学葛飾医療センター神経内科
2東京慈恵会医科大学神経病理学研究室
3東京都医学総合研究所
4財団法人東京都保健医療公社荏原病院神経内科
5昭和大学医学部内科学講座神経内科学部門
6済生会横浜市東部病院脳神経センター脳血管内科
7関東中央病院神経内科
8東京慈恵会医科大学神経病理
9東京都済生会中央病院神経内科
pp.1109-1118
発行日 2014年9月1日
Published Date 2014/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1416101893
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症例提示1
司会(鈴木) それでは,症例提示からよろしくお願いします。
臨床医(大本) 症例は61歳の男性で,主訴は,意識障害,血圧低下,喀痰です。既往歴は,てんかんと高血圧,脂質異常症,高尿酸血症,大腸癌開腹術後です。飲酒歴は20~59歳まで,毎日ビール500ccおよび焼酎の水割り2~3杯を飲んでいました。
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