学会印象記
The 5th Annual Meeting of the Society for the Neurobiology of Language 2013(2013年11月6~8日,サンディエゴ)
中井 智也
1
,
酒井 邦嘉
1
1東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻相関基礎科学系
pp.194-195
発行日 2014年2月1日
Published Date 2014/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1416101724
- 有料閲覧
- 文献概要
2013年11月6~8日に米国西海岸のサンディエゴで開催されたThe 5th Annual Meeting of the Society for the Neurobiology of Language (SNL) 2013に参加しました(写真1)。SNLはアメリカ国立衛生研究所(NIH)の出資により2010年に誕生した新しい国際学会であり,分野横断的な交流によって,言語の神経生物学的な基盤の理解を促進することを目的としています。SNLは,もともと2009年に組織されたNeurobiology of Language Conference(NLC)という学会を母体にしており,去年までの年次大会もNLCの名称で開かれていましたが,今年から正式にSNLに名称が変更されました。
今のところ,北米とヨーロッパで交互に開催されています。今年は直後に(11月9~13日)同じサンディエゴのコンベンションセンターでSociety for Neuroscience(SfN)の第43回年次大会が行われたので,合わせて参加された方も多いようでした。サンディエゴは非常に過ごしやすい気候で,メキシコが近いこともあり,国際色豊かでオープンな雰囲気を感じる町でした。
Copyright © 2014, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.