連載 神経疾患の疫学トピックス・3
人差し指が短いのは筋萎縮性側索硬化症の発症リスクである。
桑原 聡
1
,
佐藤 泰憲
2
1千葉大学大学院医学研究院・神経内科学
2千葉大学医学部附属病院臨床試験部
pp.1542-1543
発行日 2013年12月1日
Published Date 2013/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1416101677
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今回は筋萎縮性側索硬化症における手指の長さ(2指と4指の比)を正常対照と比較した疫学研究を紹介する。2指と4指の長さ比は,胎生期におけるテストステロン暴露量と相関するといわれている。統計手法についてはladder of powers modelについて概説する。
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