Japanese
English
Neurological CPC
純粋自律神経不全症で発症,Parkinson症状と進行性の前頭側頭葉萎縮を示した83歳男性
An Autopsy Case Clinically Presented Autonomic Failure,Parkinsonism and Progressive Fronto-temporal Atrophy
足立 正
1
,
今福 一郎
2
,
角田 幸雄
3
,
村山 繁雄
1
,
河村 満
4
,
横地 正之
5
,
後藤 淳
6
,
織茂 智之
7
,
福田 隆浩
8
,
藤ヶ崎 純子
8
,
鈴木 正彦
9
1東京都健康長寿医療センター高齢者ブレインバンク
2横浜労災病院神経内科
3横浜労災病院病理
4昭和大学医学部内科学講座神経内科学部門
5財団法人東京保健医療公社荏原病院神経内科
6東京都済生会中央病院神経内科
7関東中央病院神経内科
8東京慈恵会医科大学神経病理
9東京慈恵会医科大学青戸病院神経内科
pp.1343-1351
発行日 2010年12月1日
Published Date 2010/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1416100803
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〈症例呈示〉
司会(河村) それでは足立先生お願いいたします。
足立 症例は,横浜労災病院で13年間フォローされた死亡時83歳の男性です。
主訴は,起立時のめまい感,歩行時のふらつきで,体の揺れがひどく,散歩に行けないということでした。既往歴は,膵炎,肺炎,セロファン黄斑症,睾丸水種などがあります。家族歴は,特記するものはありません。職業歴は,会社員で,高学歴の方です。喫煙は1日20本・30年でした。
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