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特集 症例徹底!糖尿病患者の心理
Ⅱ内科医はどの程度うつの患者に関わるべきか
糖尿病とうつ病の併発:うつ病の治療と内科医の関わり
The treatment of depression in patients with diabetes mellitus by their physicians
堀川 直史
1
1埼玉医科大学総合医療センターメンタルクリニック
キーワード:
①うつ病
,
②心理的アプローチ
,
③支持的精神療法
,
④エンパワーメント・アプローチ
,
⑤抗うつ薬
,
⑥コンサルテーション・リエゾン精神医学
Keyword:
①うつ病
,
②心理的アプローチ
,
③支持的精神療法
,
④エンパワーメント・アプローチ
,
⑤抗うつ薬
,
⑥コンサルテーション・リエゾン精神医学
pp.303-309
発行日 2011年5月15日
Published Date 2011/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415101189
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はじめに
糖尿病とうつ病は高い頻度で併発する1).こうしたうつ病を発見し,適切に治療することは,精神科医にとって,そしておそらく内科医にとっても重要な課題であろう.本稿では,まずうつ病とその診断に関する現在の考え方と方法の概略を述べ,治療については可能な範囲で詳しく記載する.そして最後に,内科医はどの程度うつ病の患者に関わるべきか,精神科への紹介が望ましい患者はどのような患者かなどについて述べることにしたい.
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