Master Interview●インタビュー
開かれた関係をつくる―家庭から社会へ,依存から自立へ―牛島定信先生(三田精神療法研究所所長)に聞く
牛島 定信
1
,
内潟 安子
2
Sadanobu Ushijima
1
,
Yasuko Uchigata
2
1三田精神療法研究所
2東京女子医科大学糖尿病センター
pp.514-525
発行日 2009年11月15日
Published Date 2009/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415101003
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糖尿病の治療薬の進歩はめざましいものであり,この号の発行と前後して,GLP-1製剤やDPP-4阻害薬が新薬として登場します.しかしながら,こころの問題はいっこうに解決できずに今日に至っています.この問題が少しでも改善されなければ,糖尿病の薬物の効果は十分に発揮されないことになります.現代の日本人の抱える精神的な問題に造詣の深い,精神分析の泰斗牛島定信先生に,人間形成からアルコール依存や過食などに傾いていくこころの動きを糖尿病という疾患にからめて,お話をうかがうことに致します.
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