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―SMBGデータ管理ソフト―アキュチェック コンパスJ(ACCU-CHEK®Compass J)の使用経験
片岡 伸久朗
1
1片岡内科クリニック
pp.176-177
発行日 2009年3月15日
Published Date 2009/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100934
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□血糖自己測定(SMBG)データのグラフ化
SMBGのデータは数字の羅列のみであれば暗号のようなものである.この暗号の中にちりばめられた法則を見つけ出し,道に迷った糖尿病患者さんの指標となるものを見つけていくことが患者さん自身にも医療者にも求められる.暗号を解く鍵のひとつがデータのグラフ化である.データのグラフ化を当院では下記のように行っている.
1)カルテの前面にその患者の使用している機器がわかるシールを貼り付けておく.
2)受付時に機器を患者から受け取る.
3)機器とカルテを受け取った医療スタッフがパソコン端末でデータ通信を行う.
4)瞬時のデータ取り込みの後,パソコン画面の「OK」をクリックするとあらかじめカスタマイズされた形式のグラフがプリントアウトされる.
これらのステップは診療の最中にほとんど時間をとらずに行われる.こうしてプリントされたグラフを糖尿病療養指導士もしくは医師が患者とともにチェックする.
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