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特集 糖尿病診療のアート
名人からコツを学ぶ
糖尿病診療のサイエンスとアート
Total Discussion
石井 均
1
,
内潟 安子
2
,
𠮷岡 成人
3
1天理よろづ相談所病院内分泌内科
2東京女子医科大学糖尿病センター
3北海道大学大学院医学研究科内科学講座・第二内科
pp.98-112
発行日 2009年3月15日
Published Date 2009/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100918
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弊誌『糖尿病診療マスター』は単独の診療科名を冠した雑誌としては,医学書院では初めてのものとして2003年に創刊した.その背景には飽食の時代といわれ国民の生活様式の欧米化が進む中で生活習慣病の一つとされる糖尿病とその予備群の増大がある.折しも糖尿病治療に関して幾つかの記念碑的な大規模試験が,糖尿病を厳格にコントロールすることで重篤な合併症が予防できることを明らかにした.それは糖尿病と一緒に生きる視点への気付きとも言える.その意味で本誌の創刊は糖尿病診療の転換期への先駆けであったのかもしれない.本号(第7巻2号)では,特集「糖尿病診療のアート―名人からコツを学ぶ」の巻頭を飾る鼎談として,「糖尿病診療のサイエンスとアート」のテーマで,創刊時からの編集委員である石井 均,内潟安子,𠮷岡成人の三氏に,それぞれの心の内なる“糖尿病のサイエンスとアート”を心行くまでお話しいただいた.
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