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特集 Pros & Cons 糖尿病腎症と慢性腎臓病(CKD)
顕性腎症期にも運動療法を積極的に勧めるべきである
Cons 腎機能低下例における運動は注意が必要である
Clinical problems of physical exercise in patients with overt diabetic nephropathy
岡田 知也
1
1東京医科大学腎臓内科
キーワード:
①運動
,
②運動療法
,
③生活指導
,
④糖尿病性腎症
,
⑤慢性腎不全
Keyword:
①運動
,
②運動療法
,
③生活指導
,
④糖尿病性腎症
,
⑤慢性腎不全
pp.424-430
発行日 2008年7月15日
Published Date 2008/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100844
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●顕性腎症期以降は,積極的な運動療法の適応はなく,体力維持のための運動が推奨される.
●慢性腎不全患者における長期間の運動の影響をみた報告では,腎機能は不変であるものが多い.
●他の合併症の程度,腎不全の管理状況をみたうえで運動が許容できるか判断する.
●腎血流を低下させる病態(脱水,併用薬剤など)に注意する.
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