Japanese
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特集 見えてきたニッポン・エビデンス
糖尿病領域で見えてきたニッポン・エビデンス
Clinical evidence in Japanese patients with diabetes
福士 亜矢子
1
,
齋藤 和美
1
,
曽根 博仁
1
1お茶の水女子大学人間文化創成科学研究院生活習慣病医科学
キーワード:
①糖尿病
,
②疫学調査
,
③大規模臨床研究
,
④日本人の臨床エビデンス
Keyword:
①糖尿病
,
②疫学調査
,
③大規模臨床研究
,
④日本人の臨床エビデンス
pp.143-153
発行日 2008年3月15日
Published Date 2008/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100785
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●糖尿病の病態や合併症には多くの人種・民族差があり,日本人患者の診療には日本人患者のエビデンスが必要である.
●従来は日本人患者のエビデンスが少ないために,欧米人対象の大規模研究のエビデンスを用いざるを得ない状況であったが,日本における大規模・多施設研究が近年次第に増加し,糖尿病治療のニッポン・エビデンス確立のための知見が集積されつつある.
●本稿ではそのうちいくつかの研究の概要・特色・日常診療の寄与について紹介する.なお熊本スタディ,舟形スタディ,久山町研究は別稿で取り上げるため,本稿では割愛する.
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