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特集 見えてきたニッポン・エビデンス
糖尿病腎症領域で見えてきたニッポン・エビデンス
“The evidences in Japan” related to chronic kidney disease(CKD) and diabetic nephropathy
赤井 裕輝
1
1東北労災病院糖尿病代謝内科
キーワード:
chronic kidney disease
,
CKD
,
糖尿病腎症
,
アンギオテンシンⅡ受容体拮抗薬
,
ARB
,
高血圧
,
蛋白尿
Keyword:
chronic kidney disease
,
CKD
,
糖尿病腎症
,
アンギオテンシンⅡ受容体拮抗薬
,
ARB
,
高血圧
,
蛋白尿
pp.163-172
発行日 2008年3月15日
Published Date 2008/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100787
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●全国7都道府県の年間検診の受診者を対象として簡易MDRD式からGFRを推算して日本におけるCKD有病率が調査された1).その結果,2004年現在の日本の成人人口1億320万人のうち約20%,1,900万人がstage 3~5のCKD患者であることが明らかになった.
●日本人の早期糖尿病腎症に対するARBの無作為割付多施設研究が相次いで報告された.INNOVATION study9)とSMART study10)である.これらの研究によりARBは早期糖尿病の進展抑制に寄与することが示された.
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