視覚的補助具

Low vision care aids

1人1人のゴールに合わせたロービジョンケアとロービジョンエイドを

ロービジョンケアは視機能に対するリハビリテーション，その道具がロービジョンエイドである．

外来指導の実際

　視覚障害は盲とロービジョンに分けられ，盲とは視覚を用いて日常生活を行うことが困難なものをいい，ロービジョンは視覚によって日常生活が不自由なものを指します．具体的には盲は視力0.05未満，ロービジョンは0.05～0.3と区分されています（WHOの基準）．ロービジョンケアは視覚障害者の保有視機能を最大限に活用し，QOLの向上を目指すケアを指します^1）．

□ロービジョンエイド（視覚的補助具）^2）

◆手持ち拡大鏡（ルーペ）（Tips 1），スタンド型拡大鏡（ルーペ）（Tips 2），単眼鏡（Tips 3），テレマイクロスコープ，拡大読書器（Tips 4），凹レンズ，遮光眼鏡（サングラス），サイドシールド，リーディングスリット（Tips 5），音声式の日常生活用具（点字タイプライター，テープレコーダー，タイムスイッチ，体重計，血圧計，秤，時計，電卓，電磁調理器，点字図書），白杖，書見台，点字ブロック，バリアフリーデザイン，突起シール，テープ図書，盲導犬などがある．