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第2回九州・沖縄Active SMBG Seminarに参加して―2006 年7 月9 日,長崎ブリックホール(長崎市)にて
松尾 直美
1
1長崎大学医学部・歯学部附属病院生活習慣病予防診療部
pp.780
発行日 2006年9月15日
Published Date 2006/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100564
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九州・沖縄Active SMBG Seminarは,血糖自己測定(SMBG)を中心とした知識・情報の提供や交換を行い,糖尿病療養指導のレベル向上を図ることを目的に,ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社共催のもと毎年1回開催されているセミナーです.昨年,第1回のセミナーが鹿児島で開かれ,今年度は長崎市の会場に九州・沖縄各地からおよそ270名の参加者が集い開催されました.
セミナーの内容は一般演題と特別講演およびケーススタディの3部構成で,一般演題では臨床検査技師や管理栄養士,薬剤師の立場からみたSMBGについて,それぞれの職種から報告がありました.簡易血糖測定器で測定値に誤差の生じるメカニズムや,膵臓に負担をかけない食べ方の実験結果,栄養指導へのSMBG活用の実際など,すべてが実践的で興味深い内容でした.
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