Japanese
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特集 食育から食事療法2005
Discussion
家庭,学校,医療機関は食育にどのような役割を果たせるか
The role and expectation of the family,school and health care institution for the nutrition education
宮島 則子
1
,
加藤 則子
2
,
金田 芙美
3,4
,
内潟 安子
5
1荒川区立ひぐらし小学校
2加藤内科クリニック
3国立健康栄養研究所
4青果物健康推進委員会
5東京女子医科大学糖尿病センター
pp.423-436
発行日 2005年3月15日
Published Date 2005/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100533
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本号冒頭の「学校給食50年を取材して」の移り変わりを見ますと,日本という国はすごいと,いまさらながらに思います.こんな日本なのに,現在では小さい子どもまでも,肥満だの,糖尿病だのと言われる.
子どもが,いずれ大人になって,糖尿病なら合併症を起こしてしまったり,高脂血症なら重篤な動脈硬化症になってしまったりする.これからの日本を背負って立つ年代に大きな病気をもってしまうということが,大きな問題になるとなれば,これは子どものときからわれわれが心して取り組まなければいけないのです.どうしても手水から洩れこぼれるのが子どもたちです.
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