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特集 食育から食事療法2005
栄養士からの提言
小児科時代に発症した2型糖尿病の初期教育のポイント―初期教育のポイントと学校検尿・給食の重要性最初にこれだけをぜひ
A first-step of diabetes education for patients with type 2 diabetes mellitus who developed on the pediatric period
内潟 安子
1
1東京女子医科大学糖尿病センター
キーワード:
若年発症2型糖尿病
,
成人発症2型糖尿病
,
食育
,
食事療法
Keyword:
若年発症2型糖尿病
,
成人発症2型糖尿病
,
食育
,
食事療法
pp.419-422
発行日 2005年3月15日
Published Date 2005/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100532
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Case 抑うつ状態と診断されている14歳の2型糖尿病女児
患者:14歳女児,中学生.
家族歴:糖尿病なし 既往歴:小学5年生時より尿潜血(+).父親失踪中.
1999年春(中学2年),はじめて学校検尿で尿糖陽性を指摘されて,75 g OGTTで糖尿病型,高脂血症が診断されたが放置.2000年の中学3年時の75 g OGTTで2時間値が362 mg/dL,IRI 89.6 μg/dL.また,この頃不登校,家庭内暴力が表面化し,抑うつ状態の診断のもと2000年5月より近医の精神科より内服薬開始.8月に母親とともに当センターに紹介初診.
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