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Case Record
肥満の心理的側面と運動―リバウンドを抑えるには何が必要か
Psychological side view of obesity and exercise
藤沼 宏彰
1
1太田西ノ内病院運動指導室
キーワード:
肥満
,
心理的要因
,
運動療法
,
長期効果
,
リバウンド
Keyword:
肥満
,
心理的要因
,
運動療法
,
長期効果
,
リバウンド
pp.199-204
発行日 2003年3月15日
Published Date 2003/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100377
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Case
運動療法との出会いが減量効果をもたらした症例
S.S.氏,30歳男性,画家.1992年12月,当院精神科初診.1995年11月,感冒による発熱のため当院内科に短期入院,肥満治療目的に運動指導室紹介となる.運動指導室来室時の体型は,身長177.7 cm,体重135.9 kg,BMI 43.0,体脂肪率49.7%であった.現在まで紆余曲折を繰り返しながらも運動指導室との関係を維持.現在の体型は体重83.1 kg,BMI 26.3,体脂肪率22.2%である(Box 1).
Caseの教訓:ここなら自分はやって行けそうだ.小さな社会でも,そこでの存在感が前向きの姿勢を可能にする.
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