Japanese
English
特集 診察の達人
Case Discussion
血糖コントロール不良で受診し,教育入院となった2型糖尿病患者―身体所見と診察法
General physical examination of the type 2 diabetic patients
築貫 郁
1
,
郡 義明
2
,
石丸 裕康
2
,
古家 美幸
3
,
橋本 修治
4
,
田中 俊宏
5
,
石郷岡 均
6
,
辻井 悟
7
,
石井 均
3
1天理よろづ相談所病院総合診療教育部ジュニアレジデント
2天理よろづ相談所病院総合診療教育部
3天理よろづ相談所病院内分泌内科
4天理よろづ相談所病院神経内科
5天理よろづ相談所病院皮膚科
6天理よろづ相談所病院眼科
7天理よろづ相談所病院糖尿病センター
pp.37-54
発行日 2003年1月15日
Published Date 2003/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100347
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糖尿病患者は今日本でそして世界で増加の一途をたどり,大きな問題となってきています.糖尿病は適切な診療を必要とし,日々のコントロールが重要ですが,糖尿病専門医だけではとうてい診療できません.糖尿病診療の担い手として,多くの一般医の力がぜひ求められます.また糖尿病患者は様々な合併症を起こしますので専門医との協力も欠かせません.もちろん医師以外のスタッフの力も不可欠です.このような糖尿病診療に関わるすべての医療スタッフに向けた臨床誌として,新雑誌「糖尿病診療マスター」が創刊されました.
創刊号は特集「診察の達人」と銘打って,診療の最も基本的な情報源となる診察法を取り上げました.近年種々の補助検査法の発達により多くの臨床情報が得られるようになってきましたが,ここでもう一度臨床医学の基本に立ち返ってみることは,ベテランの医師にとっても意義のあることと思います.
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