特集 インスリン治療をマスターする
Master Lecture
現在のインスリン治療便覧
𠮷岡 成人
1
1北海道大学大学院医学研究科 病態内科学講座・第二内科
pp.12-20
発行日 2004年1月15日
Published Date 2004/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100112
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◆現在日本で市販されているインスリン
市販されているインスリン製剤は,作用時間の点からは,超速効型製剤,速効型製剤,中間型(NPH)製剤,混合製剤,持続型(遅効型)製剤に大きく分けられる(Box 1).
2003年12月には新たなインスリンアナログとして,持続型(遅効型)のインスリンアナログであるインスリングラルギン(ランタス(R)),超速効型アナログのインスリンアスパルトとプロタミン結晶性インスリンアスパルトを3:7の割合で混合した混合型アナログ(ノボラピッド(R) 30ミックス)が発売された.
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