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Editorial
50年前の「Diabetes」を読んで
About the “Reminiscence of the discovery of insulin”(Diabetes,Vol 5,No 1,January-February,1956)
𠮷岡 成人
1
1北海道大学大学院医学研究科病態内科学講座・第二内科
pp.403
発行日 2006年3月15日
Published Date 2006/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100106
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Banting FとBest Cがインスリンの抽出に成功したのは1921年,翌年の1922年には,インスリンが1型糖尿病の治療薬として広く用いられるようになりました.
先日,大学の図書館で,とある論文を探していたついでに,何気なく,50年ほど前のアメリカ糖尿病協会の機関誌である「Diabetes」をペラペラとめくっていたときのことです.
インスリンの抽出,製品化から25年後に発行された「Diabetes」5巻1号(1956年)に,「インスリンの発見を回顧して(reminiscence of the discovery of insulin)」という小さな特集が組んであるのを見つけました.
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