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特集 研修医と糖尿病療養指導士のための実力養成講座―なにを,どう教えるか
研修医の実力養成講座
病棟長から見た糖尿病臨床研修の到達目標―病歴聴取,糖尿病の病型と病期分類について
Establish attainment targets in postgraduate clinical training of diabetology―from the viewpoint of inpatients clinic
中神 朋子
1
1東京女子医科大学糖尿病センター内科
キーワード:
診療科固有の研修目標
,
個人個人の研修目標
,
指導医との連携
Keyword:
診療科固有の研修目標
,
個人個人の研修目標
,
指導医との連携
pp.849-855
発行日 2005年11月15日
Published Date 2005/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100041
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Case 研修医一人ひとりのニーズに合った糖尿病臨床研修目標
1年目研修医の堀江君と2年目内科研修医の小池さんは指導医小泉先生の糖尿病内科で研修中.もともと外科医を希望している堀江君は数週間前に始まった内科のローテーションに不安を感じながら研修中.それというのも,担当患者の亀井さんの血糖が改善しないためである.インスリン治療の必要性を何度も説明したのだが亀井さんには受け入れてもらえない.困った堀江君は指導医の小泉先生に相談することにした.
堀江君 「小泉先生,亀井さんがインスリンは絶対に打ちたくないといってます.自分は何度もインスリン治療の必要性を説明しているのですが,“私にはできない”の一点張りなのです」
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