特集 プライマリ・ケアにおけるアルコール問題
プライマリ・ケアにおける簡易介入
後藤 恵
1
1成増厚生病院精神科
キーワード:
アルコール関連疾患
,
関連問題
,
アルコール依存症
,
短期介入
,
動機づけ面接法
,
FRAMES
Keyword:
アルコール関連疾患
,
関連問題
,
アルコール依存症
,
短期介入
,
動機づけ面接法
,
FRAMES
pp.1120-1123
発行日 2001年12月15日
Published Date 2001/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414903413
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Question & Answer
Q:アルコール関連疾患を繰り返す場合どうしたらよいか?
A:はっきりした依存症の証拠があれば専門医に紹介する.断酒が望ましい.不確実な場合も断酒の提案がよい.しかし,断酒できない人が関連疾患を繰り返す時には,次善の策として簡易介入法による節酒指導を試みていただきたい.節酒に失敗すれば必ず専門医に紹介する.失敗を共有することで,断酒や紹介受診を勧める時の説得力が増す.
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