レジデントCase Conference
発熱・右上腹部痛を呈し急性胆嚢炎との鑑別が問題となった急性アルコール性肝炎の1例
篠浦 丞
1
,
日高 輝夫
1
,
金城 市子
1
,
金原 優子
1
,
徳田 安春
1
,
宮城 征四郎
1
1沖縄県立中部病院内科
pp.363-366
発行日 1999年4月15日
Published Date 1999/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414902714
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◆外科的処置を必要とする腹部疾患と誤診しやすい内科的疾患がある.その中でもとくに注意すべきなのが,今回述べる急性アルコール性肝炎を急性胆嚢炎,上行性胆管炎として開腹する場合であろう.患者の肝機能の悪さや低栄養などから,手術が結果として致命的になる場合がある.
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