ワークショップ はじめての漢方診療・2
診断の出発点―陰と陽
三潴 忠道
1
1飯塚病院漢方診療科
pp.1095-1100
発行日 1996年12月15日
Published Date 1996/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414902039
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漢方医学では病人の持つ病態(病人の証)と方剤の持つ適応病態(漢方証)とを比較し,対応する方剤を治療手段として用います.この病態判断(漢方医学的診断=証)の最も基本的な尺度は陰陽で,病名や症状ではありません.病気は陽証から陰証へと進行するのを典型とします.
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