こどもの状態をよく観察する／「なんとなくおかしい」がポイント

　「こどもの状態をよく観察すること」につきると思います．そのためには，まずこどもの状況を知ることができる雰囲気づくりが大切です．診察室に入ってこどもが不安を感じたり，恐怖感を持っようでは落第ですね．

　自分の心を無に保って，にこやかにこどもを診察室へ迎えるようにしています．もうひとつ大切なことは，前にみた他の患者さんのことをすべて忘れることでしょう．目の前のこどもに自分の全力が集中できるからです．