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特集 腹痛診療のガイドラインを求めて
主な疾患の治療ストラテジー
急性虫垂炎
Diagnosis and Treatment of Acute Appendicitis
今井 俊積
1
1鈴鹿中央総合病院外科
pp.420-423
発行日 1996年5月15日
Published Date 1996/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901819
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■急性虫垂炎は急性腹症の中で最も頻度が高い疾患であるが,症例によってはその診断・治療ともにかならずしも容易ではない.
■手術適応の基準としては筋性防御,Blumberg徴候などの腹膜刺激症状の存在,発熱,白血球増多,CRP上昇,超音波エコ―検査での腫大虫垂や糞石の描出,超音波エコー,CTスキャンにおいて盲腸周囲の液体貯留の証明などであり,これらの所見を総合的に判断する必要がある.
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