臨床疫学・決断科学
Making a prognosis―ヒューリスティックによる主観的推論の問題点
鎌江 伊三夫
1
,
福井 次矢
1
1京都大学総合診療部
pp.184-186
発行日 1996年2月15日
Published Date 1996/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901760
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患者の予後の推定には常に不確実性が伴うため,臨床医はさまざまな心理的,統計学的誤りを犯しやすい.したがって,ヒューリスティック(heuristics)と呼ばれる主観的推論法の落とし穴に十分気をつけ,evidence-basedな客観的指標を求める必要がある.
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