Japanese
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特集 皮膚症状から全身疾患を探る
発疹
色素異常(白斑)
Hypomelanosis
栗原 誠一
1
1湘南皮膚科
pp.26-27
発行日 1993年1月15日
Published Date 1993/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900697
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- Abstract 文献概要
■メラニン色素の脱失によって,肉眼的に白く見える斑を白斑と呼ぶ.脱失の程度には完全なものと不完全なものがあり,この区別が白斑の鑑別では最も重要なポイントである.
■内科的疾患を合併するのは尋常性白斑の型が圧倒的に多い.したがって,尋常性白斑の診断をつけた場合は,甲状腺触診など全身の身体的診察を日常的に行う必要がある.
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