今月の主題 デルマドローム—内科疾患と皮膚病変
Sign and Symptom
白斑
伊藤 裕喜
1
1日本専売公社東京病院皮膚科
pp.1615
発行日 1978年11月10日
Published Date 1978/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402208104
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はじめに
メラニン色素が表皮において減少,あるいは消失した結果生じてくるのが白斑(p.74,図6)で,ほかにはとくになんら症状がないのが普通である.白斑には,症候性のもの(梅毒性や癩性など),先天性のもの(白斑性母斑,白皮症),老人性変化(老人性白斑)などもあるが,デルマドロームとして大切なものは尋常性白斑であろう.
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