Japanese
English
特集 けが,うちみ,ねんざのfirst aid
熱傷(II度)
Burn (Second Degree)
佐藤 兼重
1
Kaneshige Satoh
1
1昭和大学形成外科
pp.1056-1057
発行日 1992年12月15日
Published Date 1992/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900664
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- Abstract 文献概要
・II度熱傷の特徴的所見は水疱形成である.
・II度熱傷では真皮浅層の熱傷,真皮深層の熱傷があり,それによって瘢痕形成などの予後に影響を与える.
・II度熱傷の治療の要点は,患部の冷却や局所の安静により疼痛,炎症を押え,創の洗浄などにより感染の防止,そして機械的,化学的な外的刺激を避けて自然な表皮形成を促進できないまでも阻害しないような処置を続けることが大切である.
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