JIM Lecture
胸痛
松村 栄久
1,2
Yoshihisa Matsumura
1,2
1倉敷中央病焼内科
2天理よろづ相談所病院
pp.1016-1019
発行日 1992年11月15日
Published Date 1992/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900652
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胸痛を来す疾患は様々で,日常診療上重要なものが多い(表1).中には致命的なものもあり正確かつ迅速な診断,加療が必要である.そのためには,
・適切に病歴を聴取する(痛みの部位,性状,年齢など).
・Vital checkを行い,緊急性を要するかどうかを素早く判断する.
・検査はABG,胸部X線,ECGが鑑別診断のために必要であるが,患者が重篤と判断すれば処置を優先する.
・よく分からなければ上級医にコンサルトする.
診断のポイントを表2にまとめた.
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