Japanese
English
特集 初療の要点
胸痛
Chest pain
正木 幹雄
1
Mikio MASAKI
1
1聖路加国際病院胸部外科
pp.31-33
発行日 1968年1月20日
Published Date 1968/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407204490
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
胸痛は,咳嗽,喀痰,喀血や呼吸困難などの症状とともに,胸部疾患の重要な症状の一つであり,主として,胸壁や胸腔内臓器の病変によつて出現する.
しかし,胸痛は,諸々の原因によつて発現することもあるので,詳細な問診が必要で,胸痛の部位,性状,種類や発現の仕方,拡がり,また,胸痛に伴つて現われる随伴症状の有無などを判断して,いろいろの臨床検査成績と共に,正確な診断を下して,その治療に当らねばならない.
Copyright © 1968, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.