オフィス ギネコロジー 女性のプライマリ・ケア
III 感染症
クラミジア感染症
渡辺 博
1
1獨協医科大学産婦人科・総合周産期母子医療センター
pp.116-119
発行日 2012年4月20日
Published Date 2012/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103029
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◆性器クラミジア感染女性は2002年をピークとして減少し,2009年にはほぼ半減している.
◆クラミジア感染女性の年齢は20歳台に多く,過半数は無症状である.
◆産婦人科クリニックを受診する若年女性には,積極的にクラミジアの検査を勧める.
◆クラミジアの検査は必ずしも診察台で腟鏡診を行わなくとも可能である.
◆治療後適切な時期の治癒判定と,感染予防のための自己防衛の意識を高めさせる.
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