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特集 臨床医のコモンセンス・2―内科医に必要な他科知識
皮膚科
帯状疱疹
Herpes Zoster
早川 和人
1
Kazuhito Hayakawa
1
1杏林大学皮膚科
pp.956-957
発行日 1992年11月15日
Published Date 1992/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900626
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- Abstract 文献概要
・帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウイルスによる感染症で,発症機序は知覚神経節内の潜伏ウイルスの再活性化による.
・診断には視診,問診が重要であり,罹患知覚神経領域に紅暈を伴う小水疱が集籏性に多発し,同部に神経痛を伴うのが特徴である.
・治療は中等~重症例では抗ウイルス剤を投与する.
・本疾患の疑いがある時は早めに皮膚科医へ診察を依頼することが望ましい.特に発疹,神経痛の強い例,顔面発生例では依頼が必須と考えられる.
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