今月の主題 内科医のための皮膚科的スキル
よくみられる皮膚疾患-内科医ができるマネジメント
帯状疱疹
安元 慎一郎
1
1久留米大学医学部皮膚科
pp.942-943
発行日 2003年6月10日
Published Date 2003/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102074
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ポイント
・抗ウイルス薬の早期の投与開始が皮膚病変,疼痛を軽減し,帯状疱疹後神経痛の残存を予防する.
・早期の治療開始のために,神経痛様疼痛を伴った皮疹の出現をみたら帯状疱疹を疑い,診断を早めに確定させることが重要となる.
・急性期からの疼痛の管理を行うことが患者のQOLを向上させる.
・外用療法としては一般に非ステロイド系消炎鎮痛薬が用いられるが,皮疹の状態によって適切なものを選択する.
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