Japanese
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特集 臨床医のコモンセンス・1―内科医に必要な他科知識
小児科
小児の下痢
Diarrhea in Children
太神 和広
1
Kazuhiro Ohga
1
1太田西ノ内病院小児科
pp.866-867
発行日 1992年10月15日
Published Date 1992/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900594
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- Abstract 文献概要
・小児の下痢の大部分はウイルス感染症により起きると考えてよい.
・ロタウイルス性胃腸炎の迅速診断は治療・予後判定に有用.
・脱水の程度の適切な把握は非常に重要.
・対症療法が中心となる.とくに脱水の予防には経口輸液療法が有用.
・難治性の下痢,下痢以外の症状が強い場合,相当量の血便である場合,持続的な輸液が必要と思われる脱水がある場合は専門医へコンサルト.
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